土砂災害警戒区域
土砂災害が起きる可能性がある地域ですが、
対策と準備をして住むのであればとても割安の地域です。
デメリットは?
その名前の通り、土砂災害が起きる可能性があり、警戒が必要な地域のことです。
特に危険性が高いエリアを「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」といい、
その周辺のエリアを「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」といいます。
色々と規制があり、簡単に言えばレッドゾーンには建物が建てられません(例外アリ)
なので以下はイエローゾーンについての説明になります。
デメリットは?
土砂災害が起きる恐れがあるため危険なイメージがあります。もちろんですがイメージだけでなく実際に被害にあう可能性があります。
また5年ごとにエリアの見直しがあるため、所有している土地に土砂災害警戒区域が指定されると不動産の価値が下落します。
ちなみに、契約前の重要事項説明で必ず説明しなければならない、と法律で決まっていますのでごまかすことはできませんよ。
メリットは?
デメリットの解説でもお話ししているように、不動産価値が下落するため、近隣に比べると価格がかなり割安になります。
ただし、ただ安いからといって購入することはおススメしません。代わりの案はないか、対策にかかるお金はいくらぐらいか、銀行の融資が下りるのかなど、結構なハードルがありますので、丁寧に打ち合わせをした方が良いですね。
ちなみに、駐車場や物置、畑などの利用で建物を建てないのであれば、単純に割安の土地になるというメリットもあります。
まとめ
土砂災害は大雨や地震が多い日本において充分に注意する必要がある災害です。
家を建てるために警戒区域の土地を購入するのであれば、避難場所や避難の備えを万全にして定期的に確認することや、
保険に入れるかどうか、どれくらい高くなるかなども確認して検討しましょう。
単純に土地の価格がとても安くなっていることが多いので、経済的にも精神的にも釣り合うかどうかじっくり考えてください。