要浄化槽
浄化槽の設置やメンテナンスにお金がかかりますが、
建築のために必要で、自然環境のためになる設備です
要浄化槽って?
土地とつながっている道路に下水道の施設がないため、
各家庭ごとに生活排水をきれいにして流すための設備「浄化槽」が必要な地域です。
敷地内の地中に浄化槽を設置しなければ家を建てることができません。
また、その分のスペースには建築ができないことにも注意が必要です。
デメリットは?
家を建築する際に浄化槽を設置するための費用が追加でかかります。
また、定期的な清掃や点検等が必要で、故障した場合にも費用がかかります。
ただ、浄化槽の設置には補助金が出る自治体もあり、負担を抑えることができます。
メリットは?
川や海の環境汚染の主な要因は一般家庭から出る生活排水といわれています。
浄化槽ではそういった生活排水をきれいにしてから一般の排水溝へ流すので、
自然環境のためになります。
その他には災害等で公共下水が使えなくなっても、自宅の浄化槽が故障しなければ利用できるというメリットもありますね。
まとめ
要浄化槽エリアで家を建てる場合には費用が上がりますので、補助金等の確認を業者さんにしておきましょう。
すでに建築されている建売や中古住宅については、定期的な費用がかかります。
気になる料金については、自治体やメンテナンス会社によってことなりますが、
年間1万円くらい(月千円未満くらい)浄化槽の方が高いようですね。
ただ、そこに引っ越してからの身近な川や海への環境汚染を抑えられるという点は大事なことだと思います。
特に浄化槽が必要なエリアは自然が豊かな地域であることが多いので、大切にしていきたいですね。