管理費・修繕積立金高い
月々の支払いは高いですが、
しっかりと管理・修繕している証拠であり、
今後上がる可能性が比較的低くなります!
管理費・修繕積立金って何?
分譲マンションの場合、それぞれのお部屋の広さに応じて月々負担しなければならない費用です。
管理費は毎月の共用部の電気代や清掃代金、監視カメラのリース料などに支払われます。
修繕積立金はエレベーターの改修、老朽化に備えた外壁や防水等の大規模修繕の際に使うための積立金です。
デメリットは?
住宅ローンとは別にかかるお金なので、月々の支払いに上乗せされるものです。
また、他人にお部屋を貸していても、支払わなければならないのは所有者です。
管理費は管理会社や業務内容によって異なりますが、修繕積立金は定期的に費用が上がる可能性があります。
なんで上がっていくの?
マンションが建ってから10~20年ほど経過すると、建物の老朽化を防ぐために壁の塗装、タイルの張り直しや屋上・バルコニーの防水等が必要になります。
その際にかかった費用が予定していた金額よりも高くなっていて、5~10年後予定している修繕までに費用が貯まらないと判明するためです。
新築の際に安く見積もりすぎていた可能性もありますが、近年は建築費用が高騰しているため、仕方がない場合も多いです。
メリットは?
管理費・修繕積立金が高ければ良い、安ければ悪い、と単純に決めつけられないですが、
高いのは将来の修繕をきちんと計画しているためであったり、細かく管理・修繕をして事故が起きないようにしているとも考えられます。
建物の寿命や外観、エレベーターや防犯カメラの性能等、住んでいる人にとっての安全性や快適さにつながるものも多く、
管理・修繕にお金をかけず事故が起きると取り返しのつかないことになりますし、建物の価値も下がる恐れがあります。
まとめ
お部屋が広いほど高くなりますが、合わせて約2万円以上になる場合はお知らせしている項目です。どちらにしても分譲マンションを購入する場合は必ず毎月かかる費用なのでチェックしておきましょう!
また、チラシに大きく載っている月々の支払額には管理費・修繕積立金が含まれていないことが多いので注意が必要です。
購入前に今までの修繕してきた履歴などももらえますので、その項目を見ながらマンションを改めて眺めるのも面白いですよ。
ちなみに戸建てだと支払わなくていいですが、定期的に修繕しないと建物の寿命が短くなるので戸建てのほうがお得、というわけではありません。