登記とは
それなりに費用がかかりますが、
あなたの不動産をあなたのものだと証明するための大事な手続きです!
なんで必要なの?
不動産登記をしなかった場合、正式な手続きで不動産を取得していても、
他人に横取りされる恐れがあるためです。
登記は不動産を所有している証拠になります。
勝手に他人に登記されたら大変じゃない?
勝手に登記されないように、現所有者と次の所有者との面談をする義務があります。
それを代理で、責任をもって行う専門家が司法書士です。
何種類も登記があるって聞いたけど?
不動産の登記には主に以下の3つがあります。
○表示登記
○所有権保存・移転登記
○抵当権設定登記
正直、細かい内容なので気になる人以外は飛ばしてもOKです。
表示登記って何?
建物を新築した際などに、建物の構造(木造・鉄骨造等)、階数、広さなどを登記します。
つまりはそこに不動産があることを公表する登記で、人間でいうと出生届と近いものがありますね。
これが無いと他の登記ができないので、基本的にはどんな土地や建物にも表示登記があります。
担当の専門家は土地家屋調査士です。
所有権保存・移転登記?
「なんで必要なの?」「勝手に他人に登記されたら大変じゃない?」で説明したのがこちら。
自分が所有していることを主張するために登記します。
新築の場合は所有権保存登記、それ以降は所有権移転登記です。
抵当権設定登記って?
多くの人は不動産購入の際に金融機関からお金を借りますが、
その不動産が金融機関の担保になっていることを主張するための登記です。
これをしないとお金を借りることができません。
費用はいくらくらい?
自宅用で一定条件を満たせば軽減税率が適用されます。
司法書士や評価額、借入額によって上下しますが、
3000万円の物件、全額借入、軽減税率で約30~50万円です。
(あくまで目安です。詳しくは国税庁のHPや司法書士にご確認ください)
まとめ
少々説明が長く、細かくなってしまいましたが、要は頑張って手に入れた不動産を守るための手段です。
登記せずに不動産を入手することは難しいですし、絶対にお勧めしません。
不動産にかけるセキュリティの費用だと思って、資金計画に入れておきましょう。