基本的には建物を建てられない土地ですが、
資材置き場や家庭菜園、キャンプ用地として安価で購入できます!
何も建てられないの?
基本的に建てられません。特定の条件を満たした方が申請して許可が得られた場合は別ですが、一般の方だとまず間違いなく建てられないので、そういうものだと思いましょう。
そのため土地としての価値が低く、低価格で売り出されることが多い反面、銀行としては担保価値が低いため、購入資金を貸してくれない可能性が高いです。
どうして建てられないの?
県や市などの行政が「その地域にはできるだけ建築物を建てないこととする」と決定したからです。
その理由としては、農地を一定数確保するためや、自然を減らしすぎないためだったり、災害の恐れがあるためあまり人口を増やしすぎてはいけない地域だと判断したからです。
何ができるの?
資材置き場や家庭菜園、キャンプ用地など、そこに誰かが住むのではなく、建物を必要としないものであれば大丈夫です。
一時的にテントを張って寝泊まりするくらいであれば問題ありません。
ただし、電気や水道が通っていない地域も多いので、水やトイレをどうするか考えておきましょう。
将来建物を建てられるようになる可能性はある?
0ではありませんが、非常に可能性は低いでしょう。
仮にそんな話があったら安く売っていないですし、不動産業者が買い取っているケースが多いので、それを目的に購入することはオススメしません。
そういった売り文句がある場合は詐欺の可能性も考えられます。偶然そうなったらラッキーくらいに考えましょう。
まとめ
建築不可の土地はできることが非常に限られていますので、明確な目的が無い場合の購入はオススメしません。
逆を言えば、明確な目的があれば建物が建てられる土地に比べるとかなり安く売られているので、お買い求めやすいです。
ただし、銀行が購入資金を貸してくれないことが多く、現金で購入する必要があるため資金計画はきちんとしておきましょう。
余談ですが、無断で建物を建てた場合、使用停止、取り壊し等の処罰を受けることがありますので、絶対にやめた方がいいです。